伊藤塗装|静岡市清水区の塗装店

葵区川合アパート邸

はじめに

今回はアパートの塗り替え工事を施工します。戸建て住宅ならお施主様との打ち合わせやコミュニケーションを取りながら仕事を施工していきますが、部屋ごとに生活している各家庭がありますし、玄関が8枚(2階建て)の人たちが出入り、供用部分を通行します、足場の上で塗装工事をしている真下の往来もありますので、とにかく安全第一、安全通路の確保、注意喚起、ペンキ塗りたて表示などを徹底します、かなり前になりますが玄関通路を塗装中に通行の方に塗料の飛散という重大な事故もありましたので特に念入りに始業前の打ち合わせを致します。元請けは葵区北安東の工務店(1級建築士事務所)になります。
ベランダ側
玄関通路側
玄関道路側
2階通路側

屋根と外壁ほかの高圧洗浄作業

本日の洗浄作業を一日で終わる目安として午前中に屋根と外壁北東2面(通路床含む)を洗浄して、午後から外壁西面を洗って最後に南面(ベランダ面)を施工予定です。建物全体を丸洗いする、エクステリアから通路床もありますので一日かけて作業をします、元請け様から事前に洗浄作業のお知らせはしてありますが突然ドアが開き人が出てくるのでドアノブが動く音を察知しての作業になります、屋根を洗浄しているうちにお仕事に出かける方が多く日中の出入りは少なく助かりました、以前にあった集合住宅で塗料の飛散事故の失敗を生かしての緊張感の中での高圧洗浄作業です。
屋根の洗浄作業
屋根の洗浄作業(車の養生)
外壁の洗浄作業
外壁の洗浄作業

コーキング工事

コーキングの経年劣化は陽当たり、雨当たりなどの影響が大きく建物の南面(ベランダ面)や西面(出入口面)が大きく、通路面は軒巾があり東面は隣のアパート隣接により日陰部分もあり現状生かしになります。劣化が著しい西面はすべてのコーキング撤去、打ち替えを施工し、南面は板間目地のみを施工します。立地条件にもよりますが東西南北の面でこんなにも劣化状態の違いはあること、現地調査、見積もりの重要性をかんじます。
既存コーキング撤去作業施工後(西面)
プライマー塗布施工中
コーキング主剤打ち込み、ならし施工中(南面)
コーキング打ち替え施工後(西面)

屋根の塗装

陶器瓦を塗装することは専用の下塗りを施工すれば可能ですが、この建物は以前に塗装しており塗装面の経年劣化による色あせ、チョーキングの発生があります、陶器瓦は普通は塗装しないし、塗装は必要ないものなので少し戸惑いもありますが塗装の目的である美装の観点から施工致します、以前の塗装業者が下塗りをどのような塗装をしたのか心配ですが瓦の重なり面の塗膜の劣化剥離(塗膜は厚く塗ったり、垂れ流し部分は後々の剥離になります)が少し有りますが、下地との密着性は全体面は良しとして旧塗膜との接着の良い弱溶剤の下塗りをしてから屋根専用のシリコン樹脂塗料を2回塗りで仕上げました。
アステックペイント エポパワーシーラーJY
上塗り 1回目施工中
上塗り 2回目施工中
上塗り 2回目施工中 エスケー化研 プレミアムルーフSi

外壁の塗装(下塗り)

外壁のチョーキングの発生による色あせはありますが、木目調の目地は深くて吸い込みはないので、窓や水切りなどの上部に塗料が流れたまり大変でした、ある程度の吸い込みがないと塗装も上手くいきません、通路の床面など流れた塗料を何度もこすり取りました、こうなると下塗りも必要かなと疑問におもいますがメーカーの仕様書通りに施工しました。南面(ベランダ面)は窓も大きく塗装面積もあまりないので下塗りをハケ塗りでなるべく塗料が垂れないようにまとめました。
アステックペイント エポパワーシーラー
通路側 下塗り施工中
外壁下塗り施工中
外壁下塗り(はけ塗り)施工中

外壁の塗装(上塗り)

現状色の指定なのでメーカーの色見本には近い色はありません日本塗料工業会(日塗工)指定色の色見本板で近似色で発注しました。同じ感じの色がありましたので助かりますが無い場合は近い色から現場調色する場合も中にはあります(すごく稀ですが)一斗缶2本程度なら現場調色も有りですがさすがにこの現場のようにの5~6本使用するには工場調色になります。写真は3本ですがあまり使わない色なので少なめに発注して塗料の使用量(塗布量)をみながら作業を進めました、下塗りとは違い塗料の粘度(粘り気)はありますのでメーカーの希釈率(この塗料だと最大5%になります)通りに施工して、折角の高耐久塗料を使用するので合計6本使用しております。

アステックペイント フッ素REVO1000-ⅠR(遮熱)
上塗り1回目施工中
上塗り2回目施工中
上塗り2回目施工中

付帯部分の塗装その1

破風板や軒裏、雨樋、布基礎などを施工しました。
破風板、雨樋上塗り2回目施工中
軒裏 上塗り2回目施工中
竪樋 上塗り回目施工中
布基礎  上塗り2回目施工中

付帯部分の塗装その2

電気ボックス以外は追加工事となりました。アルミ製なので見積もりには入れてない部分ですが仕上がりの段階で周辺がきれいになりその部分が色がさめているように見えてしまいますので美装を兼ねて塗装しました。アルミ製、ガルバニュウム鋼板なども経年劣化による塗装も最近は必要なのかと感じます。
目隠しフェンス上塗り2回目施工中
ベランダ下部上塗り2回目施工中
ルーバー窓上塗り2回目施工中
電気ボックス上塗り2回目施工中施工中

ベランダ床の塗装

ベランダの床面は元々そんなにきれいでなかった所、高圧洗浄でコケや汚れなどが無くなりある程度はきれいになったと感じました、洗浄後に通路面や東西面など施工後にベランダ面を養生しての期間はかなりありました、やがて外壁は仕上がり窓、床などの養生を取り外す作業の中での軍手(作業用手袋)に違和感があり、毛虫🐛のような痒みが続きます原因は床のFRPにありました、強化繊維プラスチック製品の床材の表面が経年劣化してガラス繊維が露出している部分があります、この痒みは手袋を交換しない限り続きますので厄介です。風が吹いたり、歩いたりするとこのガラス繊維(ガラスの粉末かな?)が舞い上がり光が当たるとキラキラと輝いております、見積もりしていないし余分なことなのかもしれないと考えるとスルーもありなのか、塗装工事には関係のない部分なのかとも考えましたが、念のため(足場を解体したらできないので)元請け工務店には報告して、見積もり提出後工事施工となりました。後から考えると報告、提案して良かった、毎日使用する物干し場、子供が素足で歩いたら、ガラスの粉の飛散の原因による健康被害など考えると本当にこわいですね、アトピー性皮膚炎やアレルギー花粉症になる可能性もあるのかも、現場には実際に工事をしている人間にしか分からない部分はいつもありますのお節介かもしれませんが元請け工事でも下請け工事でも同じくでホウレンソウ(報告、連絡、相談)をしていきます。
材料
下塗り施工後、上塗りハケ塗施工後
上塗り2回目施工中
上塗り2回目施工後

駐輪場の塗装

足場を解体に駐輪場の塗装工事を施工します。初日のケレン清掃、下塗りは穏やかな天気で良かったのですが、翌日からはこの時期特有の季節風(強い西風)が容赦なく吹き荒れました、何度も外壁の養生を貼り直し、床のブルーシートを重石をしての作業となりました。この形状の駐輪場は共同住宅によくあるので何度かは塗り替えの経験はあります、簡単そうに見えますが手間ひま、屋根形状、C型鋼などで面積係数もありかなり塗料使用量もかかります。今回は外壁に接している形なので屋根から手一杯延ばして塗り、下からも顔を覗き込むながらの塗装になりました。
下塗り施工中
上塗り1回目施工中
上塗り2回目施工中
上塗り 2回目施工中

お問い合わせ

伊藤塗装|静岡市清水区の塗装店
静岡県静岡市清水区梅ケ谷204-15
電話:090-7041-3579
電話でのお問い合わせは9:00~18:00
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