屋根の水洗い
6寸勾配の鋼板屋根の高圧洗浄になります。自力での歩行は危険になりますので足場を利用しての作業になります、コケやほこりなどを洗浄後は滑りにくくなりますが洗浄前は足元を取られるので必ず足場に身を任せて体幹を使いながらの洗浄作業は疲労度が大きくなります。この日の出天気予報は午後から降水確率70~80%くらいですので午前中は自宅作業場にて積み込み準備、片付け段取りをして11時ころ現場到着、洗浄設備の設置作業しての13時作業開始降雨を期待しての作業はパラパラ降る程度で本降りになったのは終了後でした、待ち望んだ雨でしたが雨合羽を着ないでの作業は軽快ですのでその点は良かったです。
外壁などの水洗い
本日の天気予報は午前中は雨ですので水洗いに適した仕事になります、住宅地は隣接しているので洗浄水の飛散の可能性がありますので要注意です。雨の中安全作業で施工、土曜日なのでやりじまい作業半日で上がりました。今回の洗浄作業は主に北西面の外壁青コケ洗浄作業は入念に、ほこりの洗浄がメインになります、木製テラスの生木の灰汁(あく)は大量の水により洗い流します。
外壁クリアー仕上げ
玄関まわりとバルコニー手すり壁外側は木目調のサイディングをクリアー仕上げで施工します、現調の時には玄関付近の劣化状態を水道水で濡らし確認して問題ない下地でしたが手すり壁外側面は見た目では分からず、高圧洗浄で表面の塗膜が細かく剥離してしまいました、使用する塗料とコーキングの相性はよくありませんカタログに書いてありますが硬質系の塗料とコーキングの柔軟性の問題でひび割れが起きる可能性がありますので先に撤去してのクリアー仕上げ、コーキングは外注のためほかの部分よりも一日乾燥養生をしての施工となります、標準施工は2回塗りですがその後細かい剥離部分を塗料の調色してからのポスター筆で時間をかけてタッチアップ塗装、乾燥後にハケ塗にてもう一度上塗りして(上塗り3回目)の仕上げになりました、塗りつぶしも考えましたが複数色の外壁を単色仕上げにした感じはイメージできないので今回は見送りました。
屋根の下塗り
コーキング作業
屋根の上塗り(2回塗り)
屋根の素材は鋼板(ガルバリウム鋼板)になります、もともと錆びるようなものではないので腐食や錆の心配はありません、以前のトタンや亜鉛メッキ鋼板など塗り替えの時に錆の発生による腐食、穴あき、塗料の相性による塗膜の剥離などもこれからはこの鋼板を使用することにより少なくなります、鋼板自体のメーカー保証も腐食に関しては15年ありますので安心ですね。経年劣化による色あせはその塗装、塗料により変化しますが遅かれ早かれその時は塗り替えは必要になります。今回の塗料はフッ素樹脂遮熱塗料になります、高耐久、変退色防止性などの性能がすぐれた塗料で値段も高いですが以前の使用メーカーのグリーン色などは5年くらいで色あせ、チョーキングによる白化などがありクレームの発生の原因になりますのでこの塗料に変更しました、メーカー直販ですので塗料販売店、問屋など流通経費を削減できるので同じ値段ならこちらの塗料のほうが性能面を含めてのお得感、安心感はとてもあります。
外壁の下塗り
外壁の上塗り(2回塗り)
付帯部分の塗装
最近は付帯部分もフッソ樹脂による塗装を提案してます、予算にもよりますがシリコン樹脂よりも高耐久のものを心掛けてはおります、自己満足の部分もありますが付帯物の塗装こそフッソ樹脂なのかなと感じるこの頃です、シリコン樹脂も石油缶で2万円から3万円するので立派な塗料です。ちなみにフッソ樹脂では4万円から6万円くらいしますので単純に2倍の金額になります。木製バルコニーの塗装は清水区袖師に工場がある和信化学工業の水性ガードラックアクア(ブラウン色)をたっぷりと1回塗りで仕上げました、この材料は特殊なもので時間差による防腐剤のバルーンが溶け出しての長期間木材を保護するもので半造膜なので木目は溶剤系と比較して鮮明には出ませんが塗り替えには最適です、外側部分(雨の当たる部分)は2回塗りで仕上げます。